初めまして たらつんです。
ブログを始めてみようかな…と、やっとの思いで取りかかりました。日々の生活の中で起きた事や感じたことを綴っていこうと思います。
この度は、息子の高校中退という突然起きた出来事についてです。
ぜひ読んでみて下さい。
高校を中退する事になりました
さて、突然ですが、この度息子が高校を中退する事になりました。
中退⁉︎そんな…
世間では耳にした事がある言葉でしたが、まさかうちの息子が…
この先どんな人生を歩んでいくんだろう…どう導いていけば良いのだろう…と、当然親なら考えてしまいます。
勿論、息子も様々な事を思い巡らせたはずです。
もしかしたら、頭の中真っ白で何も考えられなかったかもしれません。
なぜ、中退することになったのか?
そもそも、息子がなぜ中退する事になったのか…お話します。
息子は、中学三年生の秋に潰瘍性大腸炎という病気を発症しました。指定難病とされている病気です。
発症したのが中三の秋ですから、部活動は引退し高校受験に向けて勉強を頑張っている頃でした。
志望校は、中学時代のスポーツを続けて行くことを第一に選んでいました。難病を抱えて部活動なんて出来るのだろうか?…と私は思ってしまいました。
しかし息子は、スポーツを続けたい!というので、私は背中を押して行こうと決めました。
そして、
志望校に無事に合格!希望の部活動に入部!
おめでとう〜‼︎
しかし一方で病気の症状は治ってくれません。
腹痛、下痢、下血、貧血…徐々に症状は悪化し、二年生に進級してからは登校すら出来ない日々が続きました。
そして高校二年の年末…学校から面談の呼び出しがあり、息子と二人で学校へ向かいました。
個室へ案内され、担任と学年主任と面談でした。
「出席日数が足りず、学校の規定もあり三年生への進級が不可能となってしまいました…」と、告げられました。
え?え?進級出来ない⁉︎
何で?何でこうなった?
何か方法あるんじゃない?
課題でカバーとか、補習でカバーとか⁉︎
……言葉を失いました。
でもすぐ現実を受け入れました。
息子の高校は、地元では進学校の一つ。勉強について来れない生徒に手厚くフォローしてる暇はないのです。
これからの道
それならば、すがってる時間はありません。
この先の道を考えなければ。
病気は難病。
息子のこれからの人生にずっと付いてくるのが現実。
症状が落ち着いていれば、普通の人と同じ日常生活が送れる。
でもそんな保証はありません。
事実、今は症状が悪化していて日常生活が送れていないのです。
このままでは学歴は中卒止まり。中卒で就職したって、症状悪ければ欠勤続いて結局解雇。
通信制高校に入るか?
その先は?
大学は無理…専門学校?
それだって、症状が悪ければ通学出来ない…どうする⁉︎
面談の後半、短い時間で沢山の事が頭の中をグルグル巡りました。
担任と学年主任からは、
「退学して通信制高校に切り替えるか」
「高等学校卒業程度認定試験(旧大検)を受けて専門学校に進学するか」
「又は、一年間休学してその間に高卒認定試験を受けて、翌年の四月から新しい道に進む方法もあります。休学の間は、試験に必要な手助けはさせて頂きます。」
など提案を頂きました。
この時、チラッと息子の横顔を見ました。
涙は流していない…
グッと気持ちを抑えている様子は見て取れました……
私は一度、深い呼吸をしました。
少し落ち着いてゆっくり息子の考えを聞こう…と思いました。
そして先生方に、「この先どうするか家で考えて来ます。少しお時間を下さい。」と伝え帰宅しました。
その後は息子と色々話をしました。
気持ちは学校に行きたいのに、身体が拒絶反応を起こす…。目に見えないストレスとの戦い…。
そして本当に長い時間あれやこれやと息子と会話を続け、
「休学すれば学校に行かなきゃならない……って思いからは解放されるんだから、少しストレス減るかも!」
というポジティブな考えになりました。
決断した道
こうして、私達たらつん親子は
- 新年度は休学する!
- 休学中に高等学校卒業程度認定試験(旧大検)を受けて合格する!
- 翌年三月に現在の高校を中退する!
- 新年度は通信制の大学に進む!
という結論を出しました。
後日、この結論を息子が担任と学年主任に伝えました。
現在息子は、通院治療を続けながらお家でのんび〜り過ごし、高校卒業認定試験(旧大検)合格を目指して猛勉強?している…かな…(^◇^;)微妙ですが…
まとめ
まだまだこの先、何が起きるか分からない人生は続きます。時には立ち止まって考える事も大事です。
でも、立ち止まったままでは先には進めません。
だからこれからも、立ち止まって考えて立ち止まって考えてを繰り返しながら、ちょっとずつ前に進もうと思います。
初めての投稿、お読み頂きありがとうございました。