子供達は、幼い頃から「大きくなったら何になりたいの?」と、よく大人から聞かれますね。幼稚園、保育園、学校、様々なところで質問されます。
その時、子供達は何と答えるのでしょうか?
将来の夢が何なのか?どんな仕事をしたいのか?
どんな職種があるのか?
どのような進路を進めば夢に近づけるのか?
このことを子供達はいつ頃から意識し始めるのでしょうか?
子供達が選ぶ職種は?
子供達に質問すると、スポーツ選手、YouTuber、看護師、公務員、料理人などなどなどなど様々な夢が出てくるのではないでしょうか。
でもこれって、子供達がテレビで観たり、自分の親の仕事を見て聞いて思ったり、有名なYouTuberを見たりして思い付いた職種ですよね。
世の中の職種は、もっともっと、びっくりするほどの数があるはずです。
その沢山の職種を子供達は、いつ知れるのでしょうか?いつ学べるのでしょうか?
進路の決定
高校の選択
現在の一般的な教育課程では、小学校から中学校へ進み、中学三年で受験を迎え、自分の希望する高校へ進みます。この時点で、子供達は自分の将来への進路をある程度決めて高校選びをしなくてはならないのです。
高校は、普通科、ビジネス系、工業系、国際系、医療系、食物系、スポーツ系、探求系、農業系、水産系、など様々です。
自分の将来への進む道が確定出来ている中学生って、果たしてどれくらいいるのでしょうか?
何となく…
これなら知ってる仕事だし出来そうだから…
親と同じ職種だから…
このような理由で職業を選択している子供達がほとんどではないでしょうか?
文系・理系の選択
その選んだ職業を目指すため、高校を決め、進学したとします。でも、高校二年の途中で他にやりたい事が見つかった時、高校卒業してからの進学への道に影響が出る場合があります。
例えば、高校二年生から分けられる文系理系。
・一度決定してしまえば、途中でクラス変更が出来なくなる事があります。文系に進んだものの、自分が進学したくなった大学が理系の受験科目だった…。
・ビジネス系の高校に進学したが、やりたい事が見つかりビジネス系ではない大学や専門学校を受験しようと思った。しかし、受験科目を修得出来ていない…。
つまり、行きたい学校ではなくて、試験科目で受験出来る学校を選ぶしかなくなってしまいます。
これは後悔というか…、え〜…もっと早く知りたかった…とか、もうこっちの道へは進めないの?…という思いになってしまいますよね。
沢山の子供達の夢を潰さない様に、将来への挑戦の道を狭めない様にしてあげたいです。もっともっと、可能性を広げられる様にしてあげたいです。
そのための関わり
小学生・中学生の頃から、もっと世の中の職種や資格、起業や物作り、研究などより多くの仕事について学ぶ時間・体験する機会を与えてあげられれば…と思います。きっと、学校の先生方でも知り得ない職種や資格が沢山あるはずです。
現在の小学生や中学生は、職場体験という授業時間があると思います。でも足りないです。
こんな仕事もあるんだぁ〜!
この仕事って何を勉強すれば出来るの?
こういうお仕事があったら面白いのに!
など、考えたり意見を出したり体験出来たりすれば、子供達の視野も想像力も広がると思います。
まとめ
私は教育者でもなく、平凡な子育て中の保護者です。受験生を抱える親の立場からの思いが溢れてきました。
親の立場から子供達に様々な知識を提供するには限界があります。事実、そんなに知識もないですから…。
学校教育もカリキュラムが変わったり、色々と新しくなってきてはいます。
普段の授業も受験勉強も、とってもとっても大事なのはよ〜く分かっています。でも!もう少〜し、将来の道づくりのお勉強も増えたら良いのになぁ〜…と、心から思います。
そして親の私達も、子供達と一緒に様々な職種に興味を持ち情報収集したりしながら関わりを大切にしていきたいですね。
頑張れ!子供達‼︎