こんにちは たらつんです。
ブログの初回記事と前回記事に、たらつん息子の高卒認定試験について書かせて頂きました。
今回は改めて
・高卒認定試験とは
・たらつん息子 再試験の結果と今後の進路
についてお話していきます。
Contents
高卒認定試験とは
高卒認定試験とは、『高等学校卒業程度認定試験』という名称です。
高等学校を卒業していないために専門学校・短大・大学等の受験資格が無い方に対して、高等学校卒業者と同等以上の学力があるかどうかを認定する試験です。
試験に合格すれば、高等学校卒業者と同等以上の学力があると認定されます。
高卒認定試験はいつ受けるのか?
では、高卒認定試験はいつ受けられるのか?
試験は、年2回実施されています。
令和3年は第一回目が8月、第2回目が11月に実施されました。
高卒認定試験 概要
受験資格
現在高等学校に在籍されている方を含め、高卒認定試験を受験する年度の3月31日までに満16歳以上になる方です。
令和3年度を例に挙げると…
〈受験年度が令和3年度の場合…〉
・現在高校1年・2年・3年生の方
・令和4年3月31日までに満16歳以上になる方、又は、なっている方
となります。
既に高等学校を卒業している方、大学入学資格検定(旧大検)に合格している方、高卒認定試験に合格している方は、受験することは出来ません。
受験科目
合格必修科目は以下のようになっています。
【国語】
・『国語』 1科目必修
【地理歴史】
①『世界史A』、『世界史B』のうちいずれか1科目必修
②『日本史A』、『日本史B』、『地理A』、『地理B』のうちいずれか1科目必修
①と②で合計2科目が必修
【公民】
①『現代社会』1科目
②『倫理』及び『政治・経済』の2科目
①又は②のいずれか必修
【数学】
・『数学』 1科目必修
【理科】
①『科学と人間生活』の1科目 及び 『物理基礎』、『化学基礎』、『生物基礎』、『地学基礎』のうち1科目 (合計2科目)
②『物理基礎』、『化学基礎』、『生物基礎』、『地学基礎』のうち3科目 (合計3科目)
①又は②のいずれか必修
【外国語】
・『英語』 1科目必修
受験料
受験料は、受験する科目数によって違います。
・受験科目数が3科目以下
……4,500円
・受験科目数が4科目以上6科目以下
……6,500円
・受験科目数が7科目以上
……8,500円
上記の金額を収入印紙で支払います。(令和3年時点で)
高校卒業認定試験 最終学歴
ここで注意すべき点は、試験に合格し高等学校卒業者と同等以上の学力があると認定されたとしても
最終学歴が高等学校卒業にはならないということです。
認定試験に合格したことによって、就職試験や資格試験にも有効活用できる他、専門学校・短大・大学の受験資格が得られます。
この受験資格を利用し、専門学校・短大・大学に進学し卒業することによって最終学歴が、卒業した学校になるということです。
再試験の結果と今後の進路 〜たらつん息子編~
さて、夏の認定試験を3科目受験し、1科目落としてしまったたらつん息子ですが、この度再受験し…
無事に合格しました〜‼︎
良かった!一安心です(^^)
ですが、前述したように高卒認定試験に合格しただけでは、最終学歴は中卒のままです。
ここから、この先どこに進学するのかを検討する必要があります。
専門学校、短期大学、大学、通信制大学、資格試験など道は様々です。
たらつん息子は持病の為、体調やストレス、通院など生活スタイルを考慮して通信制大学への進学を選択しました。
通信制大学を無事に卒業すれば、最終学歴は大卒になります。
無事に…卒業すれば…です(^^;)
まとめ
それぞれ色んな事情で高等学校に行けなかったり、途中でやめなければならなくなったりする方がいるかと思います。
高等学校に行かずに就職したけれど、やっぱり認定試験を受けてもっと勉強したいという方もいるかと思います。
受験資格の年齢に達していれば受けられる試験です。
何歳になってもやりたい事や、やり遂げたい事を諦めずに認定試験を利用し挑戦してみてはいかがでしょうか。
この内容がどなたかのお役に立てれば幸いです。